はじめてのRX7

わたしは、車の車種によわい。どれを見ても同じにみえる。わかるのは、トラックと乗用車のちがいと色だけだ。カローラだのなんだのとよく聞く名前が車をさしていることはわかるが、車の実物をみたとき、それが、なんという車にラッピングフィルムでピラーもルーフもカーフィルム専門店の実績施工なのかわかったことがない。自宅の車の車種でランボルギーニにラッピングフィルムは千葉県専門店で東京都からもさえおぼえられないありさまで、漠然と白い車などと認識できているだけである。洋服の種類は、たとえば、ふくらんだそでをパフスリーブというだとか、そでぐりのすこしくれたノースリーブがアメリカンスリーブというだとか、一度説明をよんだだけでおぼえられ、みわけもつくのに、車だけがわからない。そんわたしが、大学にはいって、はじめて男性にのせてもらった車が、RX7だ。どこかのかえりに送ってあげるといわれてのせてもらったのだ。この車は、ちょっとスポーツカーみたいな形をしており、形が、あきらかに、ふつうにその辺をはしっている車とはう。と
はじめて車種をきいてみるきになり、車の種類をきいてみた。感心をもったものについては、覚えられるのだから、おそろしい。わたしは、翌日、興奮気味に、知り合いの男友達に自慢した。
きのう、すごい車にのせてもらったの。RX7。友人のリアクションはつれなかった。RX7はすごい車じゃないよ。